
毎日新聞 東京夕刊 掲載
8月中旬に毎日新聞さんの「どうすれば安心安全」コーナーの取材をいただきました。
8月20日朝刊に掲載されました!
http://mainichi.jp/articles/20150820/dde/012/100/014000c
首都圏などの都市部にも少なからず生息しているため、
都会のスズメバチなどの状況について取材を受けました。
身近に潜む危険は様々なものがありますが、
7月~10月にかけて危険度が増すのがスズメバチなどの蜂による被害です。
最近は数メートル離れた場所からも噴射できる殺虫剤があるため
安易に駆除を試み、失敗してからご連絡をいただくパターンが多くあります。
実はこれが一番危険なのです!!
スプレーなどで致死量に満たない薬を浴びた蜂は、
怒りのあまり縦横無尽に飛び回ります。
その際、攻撃フェロモンを出しながら飛ぶため、
辺り一帯にいる人など、見境なく攻撃をしてしまうのです。
昼間の住宅街、特に夏場は窓を開けて涼んでいらっしゃる方も多いのですが、
狂ったスズメバチが窓から侵入し暴れまわっては大惨事です。
殺虫スプレーをかけた方だけでなく、近隣の住民の方への影響も考え
スズメバチの生態を知らないまま自己流の駆除は避けましょう。
また、「蜂に二回刺されたら死ぬ」 と聞いたことはありませんか?
これは、本当です。
とはいっても
一回目に刺されたとき体内に蜂の毒に対する抗体ができてしまい、
二回目に抗体が悪影響を及ぼしアナフィキラシーショックを起こすのです。
恐ろしいことにこの二回目刺されるとおこるこの症状は
日本人は1割前後の方にでると言われています。
刺された瞬間は気が動転するかと思います。
早い方だと10分ほどで毒が回って危険な状態になるため
刺されたら救命最優先にまずは病院へ行き治療を受けましょう!
発見した巣は専門の駆除業者へ駆除依頼をいただき
安全な生活を送っていただきたいと思います。